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平和の鐘、一振り運動

Peace Bells-One toll campaign

ドイツ・マグデンブルグの教会 2017

ドイツ・マグデンブルグの教会

8月初めから、ドイツのマグデブルグに滞在中の友人勝岡様から下記のような嬉しい知らせが入りました。地元の教会で「平和の鐘」が鳴ったのです。

「ドイツ、マグデブルグ郊外での「平和の鐘ひと撞き〜」は私たちにとっても思い出深いものとなりました。
その教会員のEさんRさんご夫婦の話によるとこのマグデブルの85%が終戦直前のイギリス軍の爆撃で消滅してしまったのだそうです。長崎同様新しい爆弾の実験だったそうです。

同じような体験から、快く引き受けてくださいました。
その教会の神父さまは女性でその日、鐘を一振りしてくださったそうです。
その時私たちは都合で同席できませんでしたが、写真を頂きました。
プリントしたものなので、メールでお送りできませんが、9月お目にかかった時にお渡ししたいと準備してあります。Eさんに毎年よろしくとお伝えしました。
今回初めて外国の方にこの運動を知っていただきましたが、わたしたちにとっても、あの戦争を再考する機会になりました。ありがとうございました。

「戦争ほうき=ながさきピースミュージアムのほうきのストラップ」の話もしましたよ!Hさん、面白い!この日だけでも皆なで作ったらいいかもねと言っていました。
9月にお目にかかれるのを楽しみに。

ドイツマグデブルグから、勝岡由紀子様からの報告(名前は、頭文字に鶴が変更)

*マグデブルグの教会の話に、長崎県被爆者手帳友の会・会長井原東洋一様からのお便り

「マグデブルグのお話を聞き、懐かしく当時を思い出します。
旧東ドイツの時代、ホーネッカー議長を長崎へ招き、平和公園に「諸国民友好の像」が贈られ、菩提樹3本が植えられました。
この像の原型はマグデブルグ市の諸国民友好の丘に在ります。長崎の原爆瓦も大切に保全されていました。

私は、1985年、86年、89年、日本・DDR友好協会長崎支部事務局長として、お招きを頂き、3回訪問で東ドイツの各都市を廻り、特に、マグデブルグ市との友好都市関係の促進と、長崎大学工学部及び長崎総合科学大学と「マグデブルグの原理」で有名なマグデブルグ工科大学との学術交流協定の成立に努力し、マグデブルグ市内に「日本食レストラン・長崎」を開店する目的で、場所を決め設計書も完成していましたが、全ては東西統一の波に消えました。

私は、東ドイツから「諸国民友好銀賞」を受けています。そして、統一から5年後に、前マグデブルグ市長夫妻を日本に招待し、東京、北九州、長崎、鹿児島、東京を遊覧してお帰り頂きました。

あれから、はや、20余年の月日が流れ、ドレスデンの破壊教会遺跡も修復されたと聞き、浦上教会の経過に思いを重ねます。姉妹都市関係は、話題だけに終わりましたが、しかし今、ゲルニカを通じて、ドレスデンとは、「共に平和への道を歩む協定」を結んでいます。ドイツの友人たちを懐かしく思い出します。

(長崎県被爆者手帳友の会会長・井原東洋一様より)

*友人が、初めて「平和の鐘」を要請してくれたところに、以前から長崎とこのようなご縁があったとは!不思議なものを感じます。今はあまり知られてないことと思い、井原様のお便りを転載させていただきました。(鶴)

*たくさんのメッセージありがとうございました!このほかにも、きっと各地で「平和の鐘」が鳴らされたことと思います。

その鐘の音が、世界中に広がって戦争がなくなっていきますように!!

この活動は個人が基本です。 あなたの平和への想いを、行動に移していきましょう!

あなたのメッッセージをお待ちしております。


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