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平和の鐘、一振り運動

Peace Bells-One toll campaign

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長崎の原爆投下後の体験と海外滞在から平和を考える

上記のタイトルで、出前語りにまいります!

ごあいさつ

2015年には、広島、長崎への米国の原爆投下、敗戦から70周年を迎えます。
戦後、民主主義政策で日本は、一般庶民の政治への参加、言論の自由や、男女平等など、新しい社会のシステムで、人々の意識は大きく変わり、世の中も戦後の極貧からみごとに脱却して、一時は、国民総中流と言われるほど、豊かになりました。

現在、経済状況は下降線をたどり、貧困層が増える状況となっています。
それと同時に、第二次世界大戦の苦い体験から二度と戦争はしないという決意を憲法に盛り込み、これまで世界中では数えきらないほどの戦争が起こったにもかかわらず、日本は、どこの国民をも殺すことがないという世界に誇れる国家から、武器を持って戦う普通の国家に変わろうとしています。
国家が経済的に疲弊してくると、国民は強いリーダーの登場を願うと言われます。
ドイツのヒットラーがそうでした。
今、日本国民も「強い国家」を期待する人々が多くなってきていると、メディアでも伝えられており、ここで、立ち止まって考える時が来ているのではないかと思います。

広島、長崎の悲惨な体験はもちろん忘れてはならないわけですが、被害者側の想いばかりでは、世界には理解してもらえないことがあり、日本を取り巻く他の国の人々との関係をどうしていくべきか、考えていきたいと切望しています。

<私のこれまでの体験から、みなさんと一緒に考える>

・機械いじりが好きだった長兄(当時16歳)の原爆死と、父の原爆死
・タイ王国での、「原爆は当然だった」という大学生との出会い
「暁の寺のある町-勁草書房」
・日本での韓国、中国からの留学生との出会い
「手紙一通分の勇気をー大村書店」
・アウシュビッツ、アンネの隠れ家、ノルマンディー作戦を訪ねて
「パリの風に吹かれてーサンパウロ」
(以上3冊、鶴文乃著)

ピースイベントで、交通費と宿泊費だけ負担していただければ、
「長崎の原爆体験(主に原爆後の体験)と海外滞在から平和への想い」をお話します。
詳しいお問い合わせはこちらから。

*8月9日午前11時2分に平和の鐘を鳴らしてくださるところにも、要請があれば、伺います。

鶴文乃プロフィール

1941年、長崎市に生まれる。

私立女子高校の教師、RKB毎日放送ラジオ報道部勤務後、タイ王国、フランスに滞在、訪問国、約30箇所、日本語教師、フリーライタとして、朝日、毎日、日経、中日などに、コラム、著書10数冊、元海外子女教育財団の海外生活講座講師など。
2000年、「平和協同ジャーナリスト基金奨励賞」受賞。日本ペンクラブ会員。
現在「ばってんネットワークー平和の鐘、一振り運動」主催、「大人のしゃべり場」などで活動中。


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